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7/ライニング&センターブロック(その3)



センターブロック・・・とか言ってて
ライニングじゃあないですかぁ・・・。
・・・と、自分でもびっくり。
前の写真で、ライニングの加工風景は終わり・・・と思ってたのに
いろんな写真が出てきちゃいました。
ま、、と、言うことで・・・少しばかりライニングのあと
センターブロックの続きを・・。


 

コレは何だっ!・・と、言いますと
よーするに「1コマ」なんですね、ライニングの。

このように335タイプのように、カッタウエイ部分が
かなり小さなアールで構成されるため
通常の切り込みでは(市販品の)ライニングが
曲がりきらないので、このように一コマづつ
切り取って、チマチマと貼り付けるわけです。

で、反対側もライニングを貼り付けて・・・

はい、このように割れ止め部分。
まるで私の虫歯みたいに隙間が出ておりますね・・・。

LMIのシトカスプルースのライニングは、私のお気に入りなんですが
背が若干高いので、このように335タイプのような
薄いボディ厚の場合は、ライニング間のサイド材部分が、
ほんとうに見えなくなってしまいます。
ま、今回はLucilleタイプだし・・・
勢い余って、ソリッドでもよかったくらいだから
(・・・って、そんな事、するつもりもないクセに・・)
どーせ、生鳴りは・・最初から、あまり期待もしてませんので
はい、コレでOK。

真上から見ると、こんな感じですね。
シンプルでキレイな曲線ですねえ・・・
ほんと、Gibsonのアーチタイプギターは、
どれもみな形がキレイです。

はいはい、今度は2コマですね。

割れ止めもろとも一気に接着しております。
これがサイド材の幅が厚いフルアコだと、
まず割れ止めを接着して、それからこの2コマを
接着するんですが、ま、このLucilleの場合は
一気に接着してもほとんど影響はありません。


ご覧の通りです。
上下の2コマをクリップで挟み込めば、ほとんどサイド材の部分が
露出しないので・・・・・

接着後・・・・
このようになるのですね。
まあ、ギター(またはメーカー)によってはライニングを
ぐるりと隙間なく、すべて貼ってしまうモノもあります。
この場合は、上下すべてライニング材で埋まっているので
露出しているサイド材の部分だけに割れ止めを貼る・・・
という手法もあります。
この加工方法は、アコースティック系のギターに
多いですね。

はい、やっとこさ、ライニング加工も終わりました。
さ、次はいよいよセンタ−ブロックに密着する
ボディ表と裏 面の中側に密着する「すのこ」加工ですね

センターブロックの左右幅が100mm。
で、このスノコの1本の幅が15mmx5本。
つまり スノコ同士の間隔が、約6mmと言うことになります。
う〜ん・・・・どーだろ?
ま、ちょうど隙間にブリッジやテールピースの
ポスト穴が来ても・・・・
ま、大丈夫でしょう・・・なははは!
ということにしました。

で、スプルースのブレース材から、上下各5本。
合計10本を切り出しました。

おっと・・・その前に・・・・
サイド材のはみ出ている部分を、小さなカンナで
キレイにしておきます。
別にこの工程は、後でもよかったんですが・・・
ま、いつもの「ついで」作業ですね。
で、次は表と裏面のセンターラインを合わせます。
以前も書きましたが、このようなラミネート材の突き板は
まず100%、表面と裏面の位置がずれています。
(コレはま、ショーがないので、諦めるしかないですね)
で、今回のセンターブロックのあるギターなどは
特に注意して 表面のセンターラインを
裏面に写し取っておく必要があルワケですね。
つまり、表面・裏面のトップ材に接着した
スノコがセンターブロックにぴったりと合うように
しなければいけませんので、
コレは重要な「ひと手間」と言うことになります。
はい、これだけずれてますね。

だいたい5mmくらい表と裏のセンターがずれてます。
シャープペンシルの芯先が裏面のブックマッチ跡。

で、つぎの作業は、表面と裏面にセンターブロック位置を
写し取っておかなければいけません。
センターラインを合わせて・・・
トップボードの天地をしっかり決めて・・・
センターブロックをボード裏側にトレースしていきます。

はい、こーなるワケですね。

これはボードのお尻の部分・・・

で、ついでの写真。
コレは以前、このモールドを作ったときに
こーのの寸法間違いで、サイド部分の厚みを間違えまして
厚めに作っちゃったんですね(kono玉ちゃん335メイキング参照)
で、仕方がないから、底上げのジグを・・・・・
じゃないと、サイド材にトップ(またはバック)ボードが
接着できないので・・・・

よーするにこのくらいサイド材をはみ出させないと
クランプが出来ないわけなんですよ。
で、こーすれば・・・・万事OK。
ま、はっきり言って、こんな情けない失敗の後始末を
堂々と、エラソーに説明してるワタクシも
まあ、 何なんですが・・・・
へい、上から見るとこんな感じになるわけです。
いやあ、前置きが長くなってしまった・・・
じゃ、スノコをボディのアール面に合わせていきましょう。

今回もByrdlandと同様、5円玉で行きます。

こんな感じですね。
ま、毎回毎回、おんなじ説明なので・・・・
もう、皆さん、十分に分かっていると思います・・・
この335タイプ・・・
何が大変・・・と言って、
このように何本も(このギターの場合は5本)スノコを
トップ材に合わせて加工しなけりゃいけない所なんですねえ。
ま、ショーがないんですけど。
本来のLucilleの中がどーなってるのか
実は、私は知らないんですよ。
ひょっとすると、1枚モノのセンターブロックで
エイやと、接着してあるのかもしれませんね。

と、言うことで・・・
Rucilleの中を覗いたことがない!と開き直っちゃって
今回は、335タイプの定石に則った
スノコ形状のセンターブロック作業を進めることにします。
5本のスノコブレース(って、変な言い方ですが・・・)の位置を
トップボード裏面に写し取っておきます。
コレで、スノコの位置とセンターブロックの位置が確定しました。

で、それぞれのスノコを決まった位置で
アーチ形状をトレースして行きます・・・・
表と裏・・・計10本の図
ま、スプルースですからカットはラクチンですね。
ホイホイ・・・と
合わせておりますね・・・・アーチに・・・
ま、こんなもんですね。
はい、とりあえず置いてみたところ・・・
このように接着されるわけです。
で、今回は本数も多いし・・・・
コレで、ガガァ〜と削って・・・・と思い
出してきましたが・・・・・

こりゃダメです。
このようなベルトサンダーは、繊細な作業にまったく
向いておりません。
いらぬ所を、必要以上に削っちゃったり・・・
で、結局、1本だけこのベルトサンダーを使ってみましたが、
すぐに片付けてしまいました。
やっぱり、カンナとヤスリ・・・!
これですよ!。正確な寸法を出すには!
で、このようにヤスリ、ペーパーなどでゴシゴシ・・・・
アールの形状が決まったら、最後にボンドの接着力を
高めるために、240番で接着面を滑らかにしておきます。
はい、こんな感じに出来ました・・・。
・・・って、・・・・
3〜4枚上の写真と、ほとんど変わらんじゃね〜の?
ま、ま、ま、・・・
一応、本人は努力したので・・・。




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