【アーチ3兄弟おまとめページ】
※このページは、ByrdLand・KonoAward、2つのギターメイキング共通です。


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Byrdlandの16, konoawardの13 / ブレース制作(その4)



前のページは、おもにXブレースの作り方になってしまいました。
と言うことで、今回はパラレルブレースです。

ま、Xブレースに比べれば、どおってことはないですね。
接着すればいいんですから・・・・な〜んて
ほんとに、そう簡単にいくのかしら・・・・?

これは何をしているのか?・・・というと
ピックアップ位置を製図しているところです。
実はこのByrdland、ピックアップが決まってないのですよ。
で、先にピックアップの穴をザグル事が出来ない・・・。
よーするにピックアップによって
微妙にサイズが異なりますので・・・
特にフロント側は、ブレースにピックアップ穴が
引っかかってくるはずですから・・・
ちょいと大きめ・・・なんて乱暴なことはしたくないので、
とりあえず位置出しだけしておこうか・・・
と言うことなんです。

上の写真のように、製図からマーキングした位置を
参考に、きちんと寸法を測ってボディ本体に
製図していきます。
水平・直角もきちんと出さなきゃね・・。

で、とりあえずざっくりと製図完了。
ま、一般的なハムの大きさより、ちょっと小さいくらいの寸法。

本当は、使用するピックアップを
このように現物で採寸して・・・・と行きたい所なんですが・・・。
MITANIさん、もう、ぼちぼちピックアップの種類、
決めたいですね、何にしましょうかねえ?
定番は、もちろん'57クラシック(パフですね)なんですが
ま、ダンカンか・・・バルトリーニ・・も面白いかなあ?
おっ?リンディの59stdなんかも・・・(ちょと高いなあ)
思いっきりJAZZするんだったら、BenedettoのA6 なんかも
いいなあ・・・値段もこなれてきてるし・・・・
ま、悩んでくださいMITANIさん。


ま、こんな感じですね。
ちょいと小さめ・・・。

もう、ブレース削ったりしてると、
す〜ぐ、こうなっちゃうんですねえ・・・。
片付けてはとっちらかし、
でもって、また散らかしてはかたづける・・・・
ま、宿命なんですが・・・
でも、めんどくさい・・・。

3mmのビットで穴を開けたところ。
この3mmは下穴です。
糸鋸か・・・ルーターか・・・・
まだ、穴を開ける道具を決めてませんので
この後、7mmのビットで開けておこうと思います。

あ、フロントに2つ穴があいてるのは、
7mmのビットを使うと製図線の外に
穴がはみ出ちゃうので、少し内側に開け直したモノ。
よーするに・・・・まちがえたんですよ〜。

で、これは裏面ね。
3mmの下穴をたよりに、7mm のビットを逆回転させて
チップしないようにしてるところですね。

はい、表から比較的ゆっくりとした回転で
あまり力を入れずに穴を開けていきます。

ん〜?
これは裏側・・・ですね。
ビットの逆回転で「アタリ」をつけておけば
このようにチップすることもありませんね。

で、開けた穴を頼りに・・・・
パラレルブレースを置いてみると・・・
ふむふむ・・・・ま、こんなもんかな。
ハムの位置もいいようですね。
これなら、あまり大げさにブレースを削ることは
しなくて済みそうです。

じゃ、接着ですね。
見慣れた風景ですね。

ここらアタリの作業は・・・、
もう、よゆうのよっちゃん(ふっる〜いなあ)
目ぇつむってても・・・いや、目、つむるとやっぱし無理だ!
ま、一歩引いて・・・ビール、一杯・・じゃない!
いっぱい飲んでても・・・
むははは!ぜ〜んぜん問題ありません。

パラレルだからね・・・
一気に接着しちゃってます。

約半日で接着も完了。

さ、カンナで削っていきましょうか。
ここで使用するカンナは
反り台カンナ(または反りカンナとも言う)。
通常のカンナ台の前後が、アールになっているカンナですね。
で、その派生が、前後にくわえ左右にもアールが付くと
(つまり球面状のような・・・台面)四方反り・・という
名前になるわけです。
私の場合、 この四方反りカンナは、アーチトップの
ハンドカーブ加工時に活躍していますね。
(刃にアールが付いているので、なかなか研ぎにくいけど・・・)

反り台カンナを使う理由はコレ。
ようするに、ボディのアーチと同じように
表面に向かって「反り」をつけるためなんですね。
ま、これは制作者個人の好きずきではあるのですが・・・
(・・・というか、その制作者の、音に対する考え方・・と
言った方がよいかもしれませんが)
私の場合、出来るだけ生音を重視したい・・・という
気持ちがあるので、このような形状にしております。
ちなみに、私が所有しているエピフォンのゼファー
(P-90が3連発)を調べてみたら、このパラレルの下側は
アール形状ではなく、真っ直ぐに加工されていました。

で、このようにブレースの削り代が同じになるように
定規で測りながら、この作業は進みます。
ただし、私の場合、Bass側を若干薄くして
ちょっと低温を響かせようか・・・と考えて
1.5mmほどTREBLEより低く成形しました。
ま、コレがどのくらい音に影響するのか・・・・
本人もあまり期待してはおりませんが、
気持ちの問題・・・と、言うことで・・・。

エッジ部分ですね・・・。
ボディの隅々まで、音が流れてちょうだいよ・・・
という、気持ちを込めて、なめらかに消え入るような
カーブをノミで成形します。
で、お約束のペーパー磨き。
なんか、いつも思うのですが、このペーパーで
エッジ部分をキレイにしたり、断面部分を滑らかに
したりしていると、音がよくなるような気が・・・するんですよ。
ホント・・・。
はいはい、出来ました。
毎晩、ビールの飲み過ぎ傾向であるため、
この日は、若干、経済的な燃費で・・・
ん〜・・・・300ccあたり60分・・・くらい
稼働・・・・かな?

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